- つみたてNISAってどれを選んだらいいの?
- 手数料が安いつみたてNISAってどれ?
- つみたてNISAの手数料が安いか高いか、何を基準にしたらいい?
こんな悩みを解決する記事を書きました。
つみたてNISAにかかる手数料とは?
つみたてNISAの手数料の目安
手数料が安いつみたてNISAを紹介
まだ証券口座をお持ちでない方はつみたてNISA口座開設ができるおすすめ大手ネット証券5選を参考にしてみてください。
つみたてNISAにかかる手数料とは
つみたてNISAの手数料は金融機関(銀行や証券会社)ではなく、選ぶ投資信託(商品)によって変わります。よってどの金融機関を選んでも、同じ投資信託(商品)であれば手数料は同じです。
また、つみたてNISAは購入する時や売却する時に手数料がかかりません。じゃあ、手数料はいつかかるの?
信託報酬は別途支払うものではなくて、投資信託の「純資産総額に対して〇%」という形で毎日、運用資産から自動的に引かれます。
つみたてNISAの手数料が信託報酬のみだとわかったところで、信託報酬がいくらの商品(投資信託)を選んだら良いかを見ていきましょう。
信託報酬の理想の目安は年率0.2%未満
信託報酬の平均はインデックスファンドとアクティブファンドによっても違います。
ファンドとは投資信託のことでして、インデックスファンドとアクティブファンドの特徴は以下の通りです。
- 日経平均株価やTOPIXなど指数に連動するように設計された投資信託。
- 大きな変動は起きにくい。
- 銘柄の選定や入れ替えが機械的なため低コストで運営が可能。
- 指数を上回ることを目的とする投資信託。
- 変動が大きい。
- 専門家が銘柄を選定し、積極的な売買をするためコストがかかりやすい
上記のように、インデックスファンドとアクティブファンドでは運用方法に大きな違いがあるため、インデックスファンドよりアクティブファンドの方が信託報酬は高い傾向があります。
信託報酬の平均値は以下の通りです。
インデックスファンドの信託報酬の平均値 0.1~0.5%(年間)
アクティブファンドの信託報酬の平均値 0.9~1.3%(年間)
おすすめは断然インデックスファンド
私はつみたてNISAを人に勧めるとしたら、インデックスファンドをお勧めします。
理由は、以下の3つです。
- アクティブファンドでもインデックスファンドよりリターンが少ないファンドがけっこうある。
- アクティブファンドでも、指数を上回ることを目的としていないファンドがある。
- アクティブファンドのファンドマネージャー全員が優秀だとは限らない。
それなら、変動も大きくなく手数料が安いインデックスファンドのほうがいいなと思います。
インデックスファンドを選ぶとして、同じ指数の連動を目指すインデックスファンドの中でも、信託報酬が年率0.5%以上違うこともあります。
これらを踏まえて、どのつみたてNISA(投資信託)がおすすめか紹介します。
信託報酬が低いおすすめつみたてNISA5選
基本的に、全世界や、米国株への投資がおすすめです。
①SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
連動する指数 :S&P500株価指数(円換算ベース)
運用会社:SBIアセットマネジメント
信託報酬:年あたり税込み 0.0938%程度
私もつみたてNISAでこのSBI・V・S&P500インデックスファンドを購入しています。
②eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
連動する指数:MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)
運営会社:三菱UFJ国際投信
信託報酬:年あたり税込み 0.1144%以内
③eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
連動する指数:S&P500(税引き前配当金込/円換算ベース)
運用会社:三菱UFJ国際投信
信託報酬:年あたり税込み 0.0968%以内
私も、つみたてNISA口座とは別の特定口座で、投資信託としてこのeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を購入しています。
④SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
連動する指数:CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)
運用会社:SBIアセットマネジメント
信託報酬:年あたり税込み 0.0938%程
⑤eMAXIS Slim先進国株式インデックス
連動する指数:MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース)
運用会社:三菱UFJ国際投信
信託報酬:年あたり税込み 0.1023%以内
まとめ
- つみたてNISAにかかる手数料は信託報酬のみ
- つみたてNISAで選ぶファンドの理想な信託報酬の目安は0.2%未満
- つみたてNISAはインデックスファンドを選ぼう。
この記事ではつみたてNISAの手数料について解説しました。
つみたてNISAの概要は資産形成が簡単にできるつみたてNISAとはで書いていますので読んでみてください。