- つみたてNISAする人増えてきたけど、よく分からない。
- つみたてNISAってどれくらいすごい制度なの?
こんな疑問にお答えします。
私も2019年11月からSBI証券でつみたてNISAを始めました。
実際の運用実績も紹介しますので、参考になさってください。
つみたてNISAとは
つみたてNISAとは、国が用意した、20年間非課税で運用できる投資信託のことです。
投資信託とは、プロが投資家から資金を集めて運用してくれる投資商品のことです。
つみたてNISAの特徴は次の4つです。
- 日本に住んでる20歳以上の人が利用できる制度
- 投資額の上限が1年で40万まで
- 非課税期間が買った年から20年間
- 手数料(信託報酬)が安い
順番に見ていきましょう。
日本に住んでる20歳以上の人なら誰でもできる
口座を開設する年の1月1日現在で20歳以上の方が対象になります。
つみたてNISAと一般NISAは併用できないので、どちらか一方だけ選択してください。
おすすめはつみたてNISAです。
投資額の上限が1年40万まで
1年間で最大40万までつみたてNISAを買うことができます。
上限の40万に設定すると、毎月33,333円を積立投資していくことになります。
非課税期間20年の意味を分かりやすく
購入した投資信託で得た運用利益と分配金は20年間非課税です。
2042年まで購入可能で、2042年に購入した投資信託は2061年まで非課税で保有できます。
ある年に40万でつみたてNISAを買った分が20年間で100万になりました。
この時に売却したら、増えた60万に所得税はかかりませんよ。って意味です。
その時売却しなければ、20年後は自動的に特定口座(課税口座)に移されますが、さらに5年後くらいに120万になったとしましょう。
この時売却したら、非課税期間に増えた60万はやはり税金がかかりませんが、非課税期間が終わってからの5年間で増えた20万には、課税されるので所得税もってかれますよ。って意味です。
販売手数料が0円で手数料(信託報酬)が安い
つみたてNISAにかかってくる手数料は、信託報酬(投資信託の管理手数料)のみです。
私のやってるつみたてNISAのSBI・V・S&P500インデックス・ファンドは信託報酬が年間税込み0.0938%程度で非常に安いです。
つみたてNISAっていくらになる?
つみたてNISAを非課税期間フルに使った場合
つみたてNISAの1年の投資額40万を20年間買った場合、投資額は800万ですよね。
もし年率5%を想定して、非課税期間をフルに使った場合を計算すると・・
詳しくはつみたてNISAは20年じゃなく実質40年?いくらになるか計算してみたを読んでみてください。
ネットでのシミュレーションサイトでは、つみたてNISAを最初に購入した年から20年後の金額を出すことができるのですが、20年後に購入した投資信託はまだ運用期間が19年残っています。
ようは手計算するしかないんですよね。
つみたてNISAの実際の運用実績はこんな感じです
私が実際に運用しているつみたてNISAはSBI・V・S&P500インデックス・ファンドです。SBI証券で運用中です。
2022年8月8日現在の利益が+395,922円です。
2019年11月からなのでまだまだ序盤ですが、つみたてNISAを実際にされてない方には、参考になるのではないでしょうか。
詳しくは、つみたてNISA運用実績を定期的にブログで公開で公開しています。
つみたてNISAは貯金ができない人にこそおすすめ
- 強制的に毎月引落しされるから
- 投資の利益が発生するとお金を貯めるモチベーションがアップするから
- お金を引き出すには手続きしないといけないから
詳しくは、貯金できない人の解決策につみたてNISAがおすすめな理由3つで書いていますので読んでみてください。
つみたてNISAの始め方
つみたてNISA対応の金融機関で口座開設の申し込みをする
まず、つみたてNISAを始めるには
- 証券会社や銀行でつみたてNISA専用口座開設の申し込みをする
- 本人確認書類、マイナンバー確認書類を提出
- 審査を受ける(20歳以上かどうか、申込み内容と本人確認書類があっているか)
- 口座開設通知を受け取ったら、つみたてNISAの商品を選んで積立設定をする
このような流れです。
つみたてNISA口座開設ができるおすすめ大手ネット証券5選でも詳しく書いています。
口座開設後つみたてNISAの商品を選ぶ
つみたてNISAの商品(投資信託)は100種類以上あります。
1つでもいいですし、2つ以上組み合わせてもオッケーです。
大事なポイントとして、手数料(信託報酬)が安い商品を選びましょう。
私のおすすめは、特定の指数に連動することを目的に運用されるインデックスファンドです。
インデックスファンドをおすすめする理由は次の2つです。
- インデックスファンドはアクティブファンドより信託報酬が安い。
- アクティブファンドでも投資成果がインデックスファンドと変わらない商品が多い。
私が実際つみたてNISAで選んでいるSBI・V・S&P500インデックス・ファンドはS&P500という米国株の指数に連動した投資信託で、信託報酬は安いです。
つみたてNISAの選び方は、手数料で損しないつみたてNISAの選び方!信託報酬の目安とはで詳しく書いています。
つみたてNISAで資産形成できる
つみたてNISAは20年の長期投資ですが、何も若い人向けの商品ではありません。
50代から始めても十分資産形成に役立つことができます。50代から老後資金を作るにはつみたてNISAがおすすめな理由で書いていますので、ぜひ老後資金の足しにしてください。
まとめ
つみたてNISAの概要を開設してきました。まとめると、
- 日本に住む20歳以上の人ができる制度
- 投資額1年40万までで、非課税期間20年
- 非課税期間フルに使ったら800万が2000万になるかも?
- 貯金が苦手な人におすすめな制度
- つみたてNISAは金融機関で専用口座開設する
- 信託報酬が安い商品を選ぶ
- 何歳でも資産形成に使える制度
実際やってみたら、老後の不安が消えるかも?