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仕事が断れない人は一度「エッセンシャル思考」を読んでみるべし

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ぽんしば
ぽんしば
こんにちは、ぽんしばです。
中小企業の係長をしています。
  • 仕事をいっぱい頼まれて、なかなか仕事が終われない。
  • 仕事を頼まれても断り方が分からない。
  • 仕事を断って早く帰宅したい。

こんな悩みをかかえている人のために記事を書きました。

先日、グレーン・マキューン著の「エッセンシャル思考」
を読んで、実際にアウトプットした時の話です。

私は残業は少ないほうですが、
「自分の仕事じゃないな」
と思うような仕事をやっていたり、

上司から言われたら仕方なく
やらなければいけなかったりすることもあります。

サラリーマンだから仕方ないとは思いますが、
やっぱり腹立たしいと思う時もあります。

そんな時に読んだ本が胸に刺さったので、
自分もエッセンシャル思考を試してみたくなりました。

同じような経験がある方が読んでいただくと、
少し気が楽になると思います。

この記事で分かること

エッセンシャル思考とはどんな思考か
仕事を断ってみたらどうなるか
仕事をうまく断るコツ

エッセンシャル思考とは

重要な仕事で最大の成果を上げる思考です。
色んなことすべてやろうとせず、大事なことに全力をそそぐこと。

エッセンシャル思考の考え方とは

より少なく、しかしより良く

大事なことは少ないということです。
何を捨てるべきか?を考える

これに対して非エッセンシャル思考の考え方は

すべてやらなくてはいけない
どれも大事だ
全部こなす方法を考える

エッセンシャル思考の人の行動

やることを計画的に減らす
ほんとうに重要なことを見定めて、大事なこと以外は断る

これに対して非エッセンシャル思考の人は

やることをでたらめに増やして
反射的に「やります」と言う。

期限が迫ると根性で頑張ったりします。

エッセンシャル思考の結果

充実感を得られます

これに対して非エッセンシャル思考は

無力感が残るだけです。

仕事が多い原因は頼まれた仕事を断れないから

もともとの仕事量が多い人もいますが、
残業が多くなってる人の大半は余計な雑務があるからではないでしょうか?

サラリーマンはよほどの新人でない限り
仕事の計画をまず立てるはずです。

その計画通りに実行してれば残業も多くはならないのです。

なぜ計画通りにならないかというと、
突発的な仕事が舞い込んでくるからです。

上司からの依頼なら断れない場合が多いでしょう。
そうなると、
「今抱えてる仕事をどう処理すると早く片付けられるか?」
こう考えるのが普通ですよね?

でもエッセンシャル思考は違います。

重要な仕事以外は断る!
こう書かれています。

仕事を断って仕事そのものを計画的に減らす

いくら上司からの頼まれごとでも、
中には上司本人がやらないといけない仕事もあるはずです。

上司から「○○君のこと信頼してるから、頼んでおくよ」

そう言われたら、自分にしかできないと思ってくれてる
のかなと錯覚しそうです。

しかし、だいたいは「面倒なことは部下に任せておく」
こう考えてる上司は多いです。

分かるんですけどね。
でも限度があるでしょ?って話です。

世の中には、仕事の時短術についての本はたくさん出ていますが、
まずそれ以前に、その仕事自体本当に重要かどうか考えてみましょう。

時短より、仕事そのものを無くせば、もっと多くの時間が生まれます。
その時間を自分や大切な人との時間に使えます。

お金は無くなっても稼げますが、
時間は取り返せないですからね。

実際にエッセンシャル思考を学んで仕事を断ってみた

本当に最要事項だけ優先するのが理想ですが、
この縦社会で上司からの仕事全部を断るのは非常に難しいです。

身に染みて分かっております。

ですが、私は挑戦してみました。

ある日のこと、上司から
「明日の〇周年の企画のミーティング、〇〇さん出席しといてくれる?」

こんな感じでいつものごとく頼まれました。

いつもなら「はい!分かりました。」

二つ返事のところですが、その日の私は違いました。
なんせ、「エッセンシャル思考」を読みこんだところでして

思考がいつもと別人になっていました。

「すみません。ちょっと最近仕事がたまってまして・・
別の人に頼んでもらえないですか?」

そう返したところ、特に気まずい雰囲気になることなく(たぶん)
あっさり別の人に頼んでくれました。

その一件があってから、上司や、他のスタッフから頼まれた
仕事を、その都度やんわり断っていきました。

仕事を断ったら仕事を頼まれる回数が減ってきた

断ることを何度か実行していると、
本当にびっくりするくらい、頼まれる仕事が
減ってきました。

それどころか、頼まれる時に「忙しかったら俺やるし」
とまで言ってくれるようになりました。

普段そんなこと言わないタイプの人なのに・・

ノーを言うことで敬意を持ってもらえるから

断るとその時は気まずくなることもありますが、
そのことがきっかけで、相手は気付きます。

「この人なら何でもやってくれると思ってたけど、違うんだ」

「自分でやってみたら、けっこう面倒くさい仕事だな」

こちらがきちんと誠意を持って断ることで
敬意を払ってもらえるようになるそうです

それで嫌がらせしてくるような人なら、
その人に問題があると割り切りましょう。

仕事のうまい断り方

仕事を頼まれた時、私はどうやって断ったかというと、
コツはすっぱり切らないこと。

「無理です」「ごめんなさい」など
「その仕事やりませんよ」とはっきり断らないことです。

アメリカではこのくらいはっきりが良いでしょうが、
日本の文化ではなかなか難しいところがあります。

きっぱり断るのは逆に信頼関係を崩してしまう恐れもあります。

そこでよい方法を思い付きました。

頼まれた仕事に交換条件をつける。
これが一番良い断りかた(?)かなと。

仕事を断る時のポイント

  1. 今、大事な仕事を抱えてる旨を伝える
  2. 引き受ける前提で交換条件を言う

自分には今、大事な仕事があることをまず伝えます。

そのあとに、明日で良いならやりますよ、
とか、夕方でいいならできます。と交換条件をだしてみる

結局引き受けることになったとしても、
必ず条件をつけることが大事です。

何でもホイホイやってくれるわけじゃないって印象を
持ってもらえることが何よりも大事です。

これで少しずつ敬意を持ってもらえるようになります。
この繰り返しだけで本当に効果あります。

先輩や上司が、気を遣って自分で調べてくれたりする
ことが増えてきました。

エッセンシャル思考では、
大事なことはめったにないということです。

そのことに気づかせてもらった本でした。

エッセンシャル思考の考え方は仕事だけじゃなく、
夢に向かって頑張っている方にもプラスになる思考法だと思います。

色々やらずに最重要事項に全力をそそぐこと。

参考:「エッセンシャル思考」グレッグ・マキューン著