- 勉強のやり方が分からない
- 勉強ができるようになりたい
- 暗記が苦手
こんな悩みを解決する本を紹介します。
頭が良い人は、勉強を少しするだけで完璧に問題解いたり、覚えたりできるんでしょ?って思っていました。この本を読むまでは。
勉強が苦手な人でも、少し勉強のやり方を変えるだけで、小さな成功体験を積んでいくことができる。
その成功体験の積み重ねが「自分も頑張ればできる」っていう自信になって勉強が楽しくなる。
きちんと目標を決めて、それに向かってコツコツ頑張れば、目標を達成することが可能。
それが痛いほど分かる本です。
普段から頭の良い人は、決してひらめきではなく、愚直に努力し続けた人なんだと分かります。
大目標・中目標・小目標を決める
参考になったのは、勉強や何かを始める前に3つのレベルの目標を決めることです。
- 大目標(数年単位の目標)
- 中目標(数ヶ月単位の目標)
- 小目標(数日、数週間単位の目標)
例えば私だと、勉強ではないですが、
大目標 ブログで月間100万pvのブロガーになる
中目標 100記事以上書く
小目標 1週間に2記事書く
こんな感じでしょうか。勉強だと、
大目標 英語を話せるようになる
中目標 3ヶ月で単語帳を1冊暗記する
小目標 1日30ページ覚える
こんな風になります。
まず大目標を決めることで、方向性が決まります。
次は、大目標を達成するためには、中期的に何ができるようになっていないといけないかを考えます。
中目標を達成するには、1日や、1週間で何をすればいいかが分かります。
小目標を決める時のポイントは、余裕を持たせて目標設定することです。
急な予定が入り、毎日勉強ができないかもしれないからです。
これだけでも、中学、高校の時に知っていれば良かったな。
何となく勉強するって流れだったので、目標は決めておくべきだった
教科書を問題集に早変わりさせる方法
これは目から鱗の技でした。
今はSNSでも、綺麗にまとめられた「まとめノート」がたくさんアップされてますが、著者はまとめノートを作らないそうです。
違うみたいですね。じゃあ、何するのか・・
教科書の覚えるべきところに直接緑色のマーカーを引いたり、問題が書かれたプリントにオレンジ色のペンで答えを空欄に書き込むんだそうです。
すると、緑色のマーカーで引いた箇所や、オレンジ色のペンで書いた箇所が、赤シートをかぶせたら、全く見えなくなるんです。
昔単語帳とかでやったことはありましたが、その方法を教科書でもやるそうです。
そして赤シートを使って覚えているかチェックして、覚えてなかったところに「正」の字を一画ずつ書いていく。
こうすることで、自分が覚えにくい箇所が分かってくるそうです。
教科書に直接マーカーやペンで書き込むことは次のようなメリットがあります。
メリット1:まとめノートを作る時間を暗記する時間に当てられる
まとめノートを改めて作ってから覚えると、ノートを作ることに時間が取られて覚えるまでにかなりの時間がかかってしまうのだそうです。
メリット2:授業を能動的に受けることができる
授業中に覚えなければいけないポイントをしっかり聞いておいて、その時に緑色のマーカーを引いたり、オレンジ色のペンで書いておく。
そうすることで、どこが大事なところか判断しながら先生の話を聞くので、受け身な授業が、能動的に受けられるようになり、勉強の質もアップする。
これをやることで、授業で習ったことを改めて勉強する必要がなくなる。→時短になる
夢を叶えるための勉強法【電子特典付き】勉強量は勉強時間と質を意識
著者はタイマーやストップウォッチを有効活用されてました。
例えば、1時間勉強しようと決めたら、タイマーをセットして勉強する。
その間はスマホを触ったりせず、勉強だけに集中する。
1時間たったら、15分休憩して、またタイマーをセットして勉強する。
タイマーをかけることで集中力が増すみたいです。
また、1日で勉強した合計時間を、100均で購入したストップウォッチで記録するってこともされてました。
勉強した時間を記録することで、自分がどれくらいの時間勉強できるのか、また、あとどれくらい増やせそうかが分かるので、勉強時間を増やせるようになったみたいですね。
さいごに
- 大目標・中目標・小目標を決めることで夢を実現できる
- 教科書を問題集に早変わりさせて効率よく暗記できる
- ストップウォッチやタイマーを使うことで、勉強時間を伸ばせたり、集中力がアップする
これ以外にもインプットとアウトプットの話など、勉強のコツが沢山書かれていて、本当に参考になります。
はー、もっと若い頃にこの本が読みたかったです。
いや、その頃鈴木さんはまだ生まれてなかったかもです(笑)
鈴木光さんは2021年5月に司法試験に合格されたそうです。
夢が叶って良かったですね。