つみたてNISAの終わり方ってあるの?
こんな疑問を解決する記事を書きました。
私は実際に2019年11月からSBI証券でつみたてNISAを始めています。
つみたてNISAの終わり方は大きく分けて3通りある
つみたてNISAの運用を20年後売却しない場合どうなるか?
この記事を読んでいただくと、つみたてNISAの終わり方はどうしたらいいのか、イメージしてもらえると思います。
つみたてNISAの終わり方は大きく分けて3通り
つみたてNISAは基本的にいつでも売却できます。
売却するタイミングを大きく分けると、3通りになります。
- 20年以内に売却する
- 20年後に売却する
- 20年後も売却せず運用を続ける
変則的に売却する場合を含めると何通りもありますが、ざっくり分けるとこの3通りです。課税に関してひとつずつ見ていきましょう。
つみたてNISAを20年以内に売却する場合
つみたてNISAの購入開始から20年以内の間に、まとまった資金が必要になって売却するパターンです。
つみたてNISAの良いところはご存知の通り、非課税期間中に増えた利益は全額非課税です。
この20年以内に売却する場合、運用益はすべて非課税になります。
つみたてNISAを非課税期間終了の20年後に売却する場合
購入したつみたてNISAがそれぞれ20年後に非課税期間を終了し、売却するパターンです。
毎年非課税期間が終了するつみたてNISAがあるので、毎年売却することになります。
この場合も非課税期間中に増えた運用益は全額非課税です。
つみたてNISAを20年後売却せず運用を続ける場合
つみたてNISAは非課税期間の20年が終わると、自動的に特定口座(課税口座)へ移動します。
特定口座へ移ったあとの課税の仕方は?
つみたてNISAを始めて非課税枠で投資した40万円が100万円に増えた場合、非課税期間が終了して特定口座(課税口座)に100万円が入ります。
その後運用して利益が10万円出て110万円になった時に売却した場合、この場合課税されるのは、特定口座(課税口座)へ移ってから増えた10万円だけに課税されます。
よって、約2万円が税金として引かれるので、手元に残るのは108万円となります
特定口座(課税口座)へ移ってから110万円に増えた場合、110万円全額に課税されると思う方が多いと思いますが、非課税期間の20年間に増えた運用益はずっと非課税のままです。
特定口座へ移ってからの値上がり分にだけ課税されると思ってください。
- 非課税期間の20年間に増えた運用益はずっと非課税のまま
- 特定口座へ移ってからの値上がり分にだけ課税される
つみたてNISAおすすめの終わり方は「20年後にすぐ売却せず特定口座で運用する」
私のおすすめは、つみたてNISAを20年後に売却せず、特定口座に移ったあとも長く運用を続けることです。
主な理由として、複利効果は長期投資すればするほど効果が大きいからです。
とは言え、自分も歳をとるわけでして、私のように40代でつみたてNISAを始めた人は無理に長い運用を続けなくても良いかもしれません。
最後のつみたてNISAの非課税期間が終了するまで全部で約40年かかります。
できるだけ長期で運用を続けるのがベストだけど、自分の老後に年金代わりに使いたいなと思えば、非課税期間が終わったら売却して、また翌年売却、そのまた翌年売却…
こんな風に毎年売却して行ってもいいかと思います。
自分はまだまだ長生きする!という元気な方は、特定口座へ移ったあとも、そのまま長く運用を続けるといいと思います。
まとめ
- つみたてNISAの終わり方はざっくり3通り
- おすすめは非課税期間が終わっても特定口座で運用を続ける
- 非課税期間が終了したら毎年売却して、年金代わりに使っても良い
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ここまで読んでいただいてありがとうございました。