- つみたてNISAの口座を開設したいけど、どこの金融機関で口座開設できるの?
- つみたてNISAの金融機関は何を基準に選べばいい?
- つみたてNISAの口座を開設した後はどうしたらいい?
こんな疑問をお持ちの方に記事を書きました。
私が今現在つみたてNISAの口座開設している証券会社は、SBI証券です。
つみたてNISAって、いったいどこの金融機関で口座開設できるのか、またどこがおすすめなのか解説していきますね。
つみたてNISAの口座開設ができる金融機関
つみたてNISAの口座開設ができる金融機関は大まかに分けて次の3つです。
- ネット証券会社:SBI証券、楽天証券、マネックス証券など・・
- 銀行:三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行、りそな銀行など・・
- 店舗型証券会社:大和証券、野村證券、SMBC日興証券など・・
ここで注意点ですが、つみたてNISAはネット証券で自分で口座開設することをおすすめします。
つみたてNISAは対面の金融機関で口座開設しないほうがいい
この理由は、金融機関では、高い手数料の商品をお客さんに選んでもらうのが仕事だからです。
金融機関の人は、お客さんが損しようが得しようが、関係ないってことです。
ですので、つみたてNISAはネット証券で口座開設し、自分でつみたてNISAの商品を選ぶことをお勧めします。
つみたてNISAの金融機関は何を基準に選べばいい?
結論から言うと、つみたてNISAで取り扱う投資信託の本数が多い証券会社を選びましょう。
基本的につみたてNISAの手数料は信託報酬(口座管理手数料)のみなので、同じ商品ならどの金融機関でも手数料は同額です。
だからこそ、取り扱う投資信託の本数が多い証券会社では、信託報酬の安い商品も多数あります。
ここまでをまとめると、
- つみたてNISAの口座はネット証券で口座開設するのが望ましい。
- つみたてNISAで取り扱う投資信託の本数が多い証券会社を選ぼう。
これを踏まえて、おすすめの大手ネット証券を紹介します。
- SBI証券
- 楽天証券
- 松井証券
- マネックス証券ON COMPASS
- auカブコム証券
つみたてNISAおすすめネット証券:SBI証券
- 国内株式個人取引シェアNo.1
- つみたてNISAで取り扱う投資信託の本数183本
- 100円から投資信託の積立可能
- 三井住友カードで積立投資することでVポイントが貯まる(付与率0.5%)
- 「Tポイント」「ポンタポイント」「Vポイント」によるポイント投資ができる
- 「毎月積立」「毎週積立」「毎日積立」を選べる
私はSBI証券がイートレード証券の時代から口座開設をしています。
つみたてNISAで取り扱う投資信託の本数が183本とトップです。
株式投資の手数料もとても安く、安定の証券会社です。
つみたてNISAおすすめネット証券:楽天証券
- つみたてNISAで取り扱う投資信託の本数181本
- 100円から積立可能
- 「毎月積立」「毎日積立」を選べる
- 楽天カードで積立投資をすることにより楽天ポイントが貯まる(ポイント還元率0.2%)
少し残念なことに、楽天カードクレジット決済の積立投資のポイント還元率が2022年9月買付分以降、1%から0.2%に下がりました。
しかし、支払い方法を楽天カードクレジット決済から楽天キャッシュ決済に変更すればポイント還元率は1%を維持できるようになりました。(2023年1月買付分からはポイント還元率0.5%になります)
つみたてNISAおすすめネット証券:松井証券
- 株主優待で有名な桐谷さんもおすすめする証券会社
- つみたてNISAで取り扱う投資信託の本数173本
- 100円から積立投資可能
- ロボアドバイザーが投資信託のアドバイスをしてくれる(利用無料)
- 2020年12月からサポートダイアル「株の取引相談窓口」を開設専門のオペレーターが投資のサポートをしてくれる(利用無料)
サポートがしっかりしているので、不安な方は松井証券を選ぶのも手かなと思います。
つみたてNISAおすすめネット証券:マネックス証券
- つみたてNISAで取り扱う投資信託の本数151本
- 投資信託を持っているだけで、Amazonギフト券などと交換可能な「マネックスポイント」が貯まります
つみたてNISAおすすめネット証券:auカブコム証券
- つみたてNISAで取り扱う投資信託の本数177本
- 保有残高に応じてポイント還元あり。毎月Pontaポイントが貯まる
- さらにauPAYカードで積立てれば1%のPontaポイント還元。
はっきり言って上記のどの証券会社を選んでもいいです。
実際に証券口座を開設してつみたてNISAを始めるまでの流れは以下で説明します。
つみたてNISAの口座を開設する手順
つみたてNISAの口座を開設する手順は以下の通りです。
- つみたてNISA対応の金融機関(銀行や証券会社)で口座開設の申込みをする
- 本人確認書類、マイナンバー確認書類を提出
- 審査を受ける
- 口座開設通知を受け取る
ひとつずつ順番に説明します。
1:つみたてNISA対応の金融機関(銀行や証券会社)で口座開設の申込みをする
つみたてNISAをするのに、銀行で取引することもできますが、おすすめはネット証券です。
銀行などの窓口へ相談に行くと、手数料が高い商品を勧められることが多いため、結局投資のリターンが少なくなってしまいます。
よって証券会社で口座開設するほうが得策です。
つみたてNISAの口座を開設するとき、総合口座も開設する必要があります。
もともと総合口座をお持ちの方は、つみたてNISAの口座を追加で開設するだけでいいですが、総合口座をお持ちでない方は、総合口座とつみたてNISA口座を同時に開設することになります。
2:本人確認書類、マイナンバー確認書類を提出
免許証やマイナンバーの確認書類を金融機関へ提出します。
3:審査を受ける
金融機関の審査のあと、税務署での審査があります。審査内容は以下の通りです。
- 1月1日時点で20歳以上かどうか
- 申込み内容と本人確認書類やマイナンバー確認書類と内容が一致しているかどうか
4:口座開設通知を受け取る
メールや郵送で完了通知が届きます。
税務署の審査完了前でも取引は開始できます。
審査で不可になった場合、NISA口座ではなく、一般の口座へ移されて課税対象になってしまいます。
つみたてNISAの口座開設が完了した後の進め方
つみたてNISAの口座開設ができたあとの進め方は以下の通りです。
- 口座に入金
- 購入する投資信託を選ぶ
- 積立金額を設定
- つみたてNISA口座での購入を選択して注文
1:口座に入金する
証券口座へ入金するか、クレジットカード決済の場合はその引き落とし口座へお金を入金しておきます。
2:購入する投資信託を選ぶ
おすすめは手数料(信託報酬)が安い商品で、なおかつ米国株か全世界株式のインデックスを選ぶと良いかと。
3:積立金額を設定
つみたてNISAは年間40万円までなので、月額33,333円で設定します。
証券会社によってボーナス設定もできます。
4:つみたてNISA口座での購入を選択して注文
特定口座(課税口座)ではなくつみたてNISA口座(非課税)での購入を選択します。
つみたてNISA口座開設ができるおすすめ大手ネット証券会社5選:まとめ
つみたてNISAの口座開設におすすめの大手ネット証券は以下の5社です。
- SBI証券
- 楽天証券
- 松井証券
- マネックス証券ON COMPASS
- auカブコム証券
つみたてNISAは一度設定しておくと、自動で積立をしてもらえるので、特に何もしなくてオッケーです。