お金を貯めたいけどなかなか思うように貯まらない人はいます。そんなお金の貯まらない人の特徴を知って、逆のことをすればどんどんお金が貯まりやすい人になれます。
私の考える、お金が貯まらない人の特徴は次の5つです。
- 安さを重視する
- 見栄を張る
- 部屋がモノで溢れている
- ストレス発散方法がショッピング
- 不要な保険に入っている
ひとつずつ見ていきましょう。
お金が貯まらない人の特徴1:安さを重視する
昔の私がこれに当てはまります。とにかく安い物を探してばかりいました。
決して安い物が悪いわけじゃないですが、物を選ぶ基準が「安いかどうか」に重点を置く人はお金が貯まりにくい傾向にあります。
安さではなく、機能性や質が良いかどうかに重点を置いてみてください。
給料安いし貯金も無いし、安い物しか買えないって人は、何ヵ月かかってもいいので、お金を貯めて質の良い物を買ってみて下さい。
そのほうが、将来的に減るお金の金額が少なくなるからです。
「安物買いの銭失い」って言葉もあるくらいなので、安い物はすぐだめになり何度も買い替える必要が出てきます。
質が良い物のほうが長く使えてあまり買い替える必要もないからです。また、買い物の回数を減らすことも、お金を早く貯めるコツでもあります。
安い物ばかり買っている人を見ると、常に買い物ばかりしていて、貴重な時間が買い物に使われて、買い物中心の生活を送っているように思います。私も昔はそうだったので、気持ちは分かります。
ハイブランドでなくて良いので、質が良いかどうかを基準にして買い物しましょう。「安くてデザインが良い」より「高いけど質が良くてデザインも良い」のほうが物を大切にします。
どうしてもお金が無い人は、たとえ安い物だとしても質が良いものだけ購入しましょう。
お金が貯まらない人の特徴2:1見栄を張る
結論から言って、お金持ちの方は見栄を張りません。なぜなら、お金を持っていることを他人に悟られたくないからです。
自慢しても人に妬まれるだけだと心得てます。また、見栄をはることでお金が貯まらないことを知っているからです。
まず、賢いお金持ちは高級住宅街に住まず、普通の庶民の暮らす住宅地に住んでいます。
高級住宅街に住むと、高級車に乗らなくてはいけなくなり、高級なファッションを身にまとい、高級なスーパーで買い物する必要が出てくるからです。
また、子供も私立の学校に通わせる必要も出てきます。見栄をはるだけで、すべてにお金がかかってくることを知っているのです。
高級住宅街に住んでいる人は、見栄をはる為に出ていくお金が多くて、実は貯金があまり無かったりします。
例えばですが、小規模の個人経営者でも、従業員と変わらない風貌で、普段からブランドものを持ち歩かない人のほうが、かなりの資産を持っている可能性が高いです。
お金持ちは派手な暮らしをしているイメージがありますが、そういう人は稀だそうです。羽振りの良い人の実状は、あまり貯金をしていないことが多いそうです。
たとえ収入が人より多くても、出ていくお金が多ければ資産は減っていきますから。貧乏まっしぐらです。
お金が貯まらない人の特徴3:部屋がモノで溢れている
今この記事を読んでいて、自分の部屋は物が少なく整理されてる!って人はお金持ちになる素質が備わっています。今お金持ちでない方も、いずれお金持ちになるので安心して下さい。
少ないもので豊かな生活を送れる人はお金が貯まっていく傾向があります。特にミニマリストの方はその傾向が強いです。このことは、ミニマリストを目指すとお金が貯まる|貯金上手な理由とは?で詳しく書いていますので、ぜひ読んでみて下さい。
部屋に物がいっぱいで、常に散らかっている人は必要のない物を買ってしまっています。部屋も乱雑になっているので、どこに何があるのか分かりづらく、家にあるのにも関わらず、また同じ物を買ってしまいます。
多くの物に囲まれて生活すると、自分では気づかないストレスも蓄積されていってしまい、無気力になってしまうそうです。
人は、物が少なくなると、自分の本当にやりたいことが見つかり、意欲も自然と沸いてきます。ずっと無気力の方は、一度部屋を片付けてみて下さい。意欲や好奇心も沸いてきて、お金持ちに一歩近づきます。
お金が貯まらない人の特徴4:ストレス発散方法がショッピング
買い物する時、ドーパミンが分泌され幸福感がもたらされるようですが、これは一時的な幸福です。
この時必要ない物まで衝動買いしてしまうと、後になって後悔するので、結局のところプラマイゼロになります。
買い物の回数を減らすことがお金を貯めるコツでもあるので、ショッピングばかりしている人は貯金とはほど遠いですね。
また、特徴3でもお話したように、買い物することで部屋に物が増えていき、物が多いことによるストレスにもつながるので、実際のところ買い物ではストレス発散にならないのです。
ほんの一瞬の幸福のためだけに買い物をするより、体を動かしてストレス発散するほうが利にかなってます。私のストレス発散方法はランニングです。
お金が貯まらない人の特徴5: 不要な保険に入っている
入っておくべき保険は、自動車保険の対人無制限、対物無制限、人身3000万円。これだけでオッケーです。車両保険は入らなくても大丈夫です。
もし車をこすってしまって車両保険で直すのもいいですが、その次の年から等級が下がるため保険料が高くなります。結局自分で修理代を支払ったほうが安くすむことが多いです。
保険に入るべき基準は、とても自分では支払えない額(数千万、数億単位)の損害賠償を起こされる可能性のあるものだけで良いです。車で人をひいてしまう場合などです。
たまに無保険の車がありますが、恐ろしすぎます。自動車保険に入っていない人は、社会の信用を失うだけなので、今すぐ入って下さい。車を所有している方は、自動車保険の対人、対物だけは必ず入りましょう。
医療保険に関しては、大きな病気をして入院して、医療費が何十万、何百万かかったとしても、高額療養費制度があるため、自分で支払う金額は自己負担限度額までです。
自己負担限度額は年齢と所得によって決まります。例えば、70歳未満で標準報酬月額 26万円以下の方は上限が57600円です(令和4年5月現在)
高額療養費制度では、ひと月に支払う医療費が自己負担限度額を超えた場合に、超えた分が後日払い戻されますが、一時的でも、数十万円の医療費を支払うのが大変な方は、入院前や、入院後すぐに、限度額適用認定証(市役所で発行してくれる)を保険証と併せて医療機関の窓口に提示すると、自己負担限度額だけ請求してもらえます。
入院してからだと、市役所へは本人ではなく家族が行くことになるので、委任状や、その他の必要書類を持って行くと、限度額適用認定証を発行してくれます。
食事代など差額ベッド代などは対象外なので自己負担ですが、オムツ代など他諸々プラスしても、そこまで高額になりません。
毎月医療保険に数千円支払っている人はすぐに解約していいと思います。
保険のCMで不安をあおいでますが、自分で支払える範囲の損害に関しては、莫大な保険料を払い続けるより、自分できちんと貯金して、いざというとき自腹切ったほうが安あがりなんです。
入院した時に、「医療保険入っておいて良かった」と思ったことがある方は、今まで支払った保険料と、これからも払い続けていく保険料を計算してみて下さい。自腹切ったほうが安いなら保険を解約するほうが賢明です。
お金が貯まらない人の特徴:まとめ
- 物を選ぶ基準が「安いかどうか」に重点を置く人はお金が貯まりにくい傾向がある。
- 見栄をはると、出ていくお金が多くて実は貯金ができない。
- 多くの物に囲まれて生活するとストレスがたまり、無気力になってしまう。
- ストレス発散のためにショッピングばかりしている人は貯金とはほど遠い。
- 莫大な保険料を払い続けるより、自分で貯金して、いざというとき自腹切ったほうが安あがり。
いかがでしたか?お金が貯まらない人の特徴を書いてみましたが、この逆の人生を歩めば、きっとお金を貯めやすくなりますよ。
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